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いつも思う。
エンターテイメントと文学と。
ジャンル別けされるんだけどさ。
このジャンル別けって意味があるのかな。
作者がこれは文学作品だと言い張っても、読者がそれをエンターテイメントだよねって思ってしまえばさ、もうそれは文学じゃなくて、エンターテイメントだよね。
だったら。
作者の側がジャンル別けをする意味なんてあるんだろうか。
だからさ。
個人的なことをいうと、文学だとかエンタメとかそういうのを考えて書いたことはない。
読後に、これは文学的で云々かんぬんと言われることもあるし。
いやぁすっきりしたエンタメだってこともある。
どちらにせよ。
読んでくれた人が愉しんでくれたのならそれがいちばんだ。
だからね。
こういうジャンル別けってよくわかんないんだよね。
もちろん。
特定のジャンルに関してはそうじゃない。
恋愛ロマンスがよみたい、本格ミステリーがよみたいって人たちにはそういったジャンルをきちんと提示することはぜんぜんありだと思うよ。うん。
だけど。
大きく別けるときに、アカデミックかエンタメか、で別けるのは暴論だと思う。
文芸の芸って字を、芸術の芸としてとらえるか、芸人の芸としてとらえるか。
この二択だけってのは寂しいような気がするんである。